Netflixおすすめドキュメンタリー「アート・オブ・デザイン」

design映画
映画

Netflixおすすめドキュメンタリー「アート・オブ・デザイン(原題Abstract)」をご紹介します。

こちらは各分野の著名なデザイナーに焦点を当てたシリーズで、とても面白くて勉強になるドキュメンタリーです。
筆者のような凡人には辿り着かない場所で活躍されている方々の考えや生き様の一端を知ることができます……

例えば以下のような方々:

  • 「The New Yorker」の表紙などを手掛けるイラストレーター、クリストフ・ニーマンさん (シーズン1エピソード1)
  • ナイキの「エア・ジョーダン」「エア・マックス」のデザインで知られるティンカー・ハットフィールドさん(シーズン1エピソード2)
  • IKEA製品などを手がけたインテリアデザイナーのイルス・クロフォードさん (シーズン1エピソード8)
  • インスタグラムアプリのデザイン変更を担当したUIデザイナーのイアン・スパルターさん (シーズン2エピソード4)

その方の周りの人々へのインタビューや仕事場や生活への密着などを通して、どのように思考して時代を切り開くデザインを生み出すのか、また彼らを形成してきた経緯などなど垣間見ることができます。

その中から1名ご紹介すると、イアン・スパルターさん。インスタグラムのロゴやアプリを再デザインしたUIデザイナーです。

私たち一般ユーザーは取り立てて日常生活で意識しませんが、製品のUIデザインはその製品やサービスの使い心地に影響を与えます。(でもユーザーの印象に特に残らないほうがデザインとしてはgood)デザインの影響力と奥深さを感じました。

皆さん昔インスタのアイコンが下画像の左側であったことを覚えていらっしゃいますか?丸っこい可愛らしいデザインでした。

2016年に5周年を機に、下右画像のようなシンプルで虹色が印象的なアプリアイコンに変更され、またアプリ内UIも変更されました。

instagramicon

誕生5周年を迎え、インスタを更に世界的に発展させるために任されたデザイン。

どのようなプロセスで、どのような葛藤・困難があって、メンバーと共にデザインを変えていったのかを本人や周囲の人々へのインタビューで振り返ります。
結果的には、今のインスタの盛り上がりを見ても明白ですが、ユーザーに「写真」をメイン体験にしてもらうことの意図が達成されています。

過去には、様々なアプリが勃興しては消えて行きました。スナップチャットのデザイン・リニューアルが衰退のきっかけになったことなど触れています。重いプレッシャーがのしかかっていたようです。

イアン・スパルターさんは現在インスタグラムの日本法人で働いているとのこと。
欧米の洗練されたデザイナーから見ると、日本の街や製品のデザインってかなり雑多に見えるのではと思いますが、「日本製品のディテールと技巧的な部分」に注目しており影響されていると仰っていました。

ユダヤ・シチリア・黒人のルーツを持つスパルターさんは、シリコンバレーのデザイナーでは自分のようなバックグラウンドを持つ人はいないことに触れます。
「黒人は大して期待されないのに失敗すると代償を払わされる。それをバネに成長できる人もいれば挫折を味わう人もいるんだ。」と言っていたのが印象的でした。


多種多様なルーツを持つデザイナーを取材していることも、このアート・オブ・デザインを見応えのあるものにしています。

スポンサーリンク
えりをフォローする
ナマケモノのメモ

コメント

タイトルとURLをコピーしました