言語優位?視覚優位?認知特性の違い

読書

人には視覚、聴覚、言語、それぞれ得意な認知特性があります。同じことを見聞きしても、生来得意な方法で理解し、表現します。けっこう有名な本ですが、「医師のつくった「頭のよさ」テスト 認知特性から見た6つのパターン (光文社新書)」で解説されています。
認知特性は生れながらにある程度決まっており、変えることは難しいそうです。ただ、得意不得意を意識していることは意義があります。何かを行うときに、やりやすい方法を選択することができますし、苦手を知っていれば、得意なアプローチにしたり、もしくは苦手なことを伸ばすように努力したりすることができます。


医師のつくった「頭のよさ」テスト 認知特性から見た6つのパターン (光文社新書)

認知特性診断はこちらのURLからエクセルをダウンロードして行うことができます。

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タイプ別の特徴

本によると、タイプ別の特徴は以下です。

視覚優位者・写真(カメラアイ)タイプ…カツオくんが描けるアーティスト系
写真として物事を記憶。アニメの脇役のキャラの似顔絵もかける。
歴史の本を読むと、文章だけでも城や戦いの場面が浮かぶ。
野菜をできるだけ多くあげよと言うときは野菜の写真やスーパーの陳列棚をイメージして答える。

視覚優位者・三次元映像タイプ…どんな人の顔も見分けられるエキスパート
映像として物事を記憶する。歴史の本を読むと、城や戦いの場面を想像しやすい。
昔の記憶を順序よく時間を追うように説明できる。
野菜を多くあげよというときは、カメラアイタイプと同じ。

言語優位者・言語映像タイプ…イメージを言葉にできるファンタジスト
言葉を見るのが得意。比喩表現も上手。言語を映像化することも映像を言語化するのも得意。
野菜を多くあげよというときは、上の2タイプと同様。

言語優位者・言語抽象タイプ…ノートをまとめる達人
わかりづらい文章を図式化する。言葉を見るのが得意。
歴史の本を見ると、家系図や相関図が浮かびやすい。
初対面の人は名刺の文字で覚える、道順は文章か図式で。

視覚優位者が感覚的思考者とすれば、言語優位者は論理的思考者といえます。

聴覚優位者・聴覚言語タイプ…ダジャレ上手
コマーシャルのフレーズや歌詞を覚えるのが得意。
難しい話題でも、話を一度聞くだけで理解する。
テレビを見るとき、テロップがなくても意味がすぐに理解可能。


聴覚優位者・聴覚&音タイプ…絶対音感タイプ
言葉を聞くのが得意。
音楽を一度聞いただけでメロディを口ずさむことができる。
モノマネや外国語の発音が上手。

テストしてみた

診断テストしてみました。

カメラタイプ44
3Dタイプ35
ファンタジストタイプ28
言語抽象タイプ24
聴覚言語タイプ14
聴覚&音タイプ6

バランスわるっ…。高い順に、カメラタイプ、3D、ファンタジストとなりました。聴覚悪すぎですが、歌がヘタなので当たってると思います。

各タイプの解説

カメラタイプは、頭の中にカメラを持っていて、ある光景を写真として保存しているそうです。職業は画家やデザイナーが多いらしいですが…。だいたいこういう診断の向いてる職業!とかあてにならないですね。でも絵も写真も好きです。絵は模写がやりやすいので、写真記憶の影響かもしれません。


3Dタイプは、建築家、パイロット、外科医などに多いそうです。カメラタイプは平面でとらえますが、このタイプはある場面の時間軸の前後も含めて、エピソード記憶が残っています。
視覚優位者が古い記憶を持っているのは、曖昧な言語よりも写真や映像が色褪せず記憶できるからだそうです。PTSDにもなりやすく注意です。たしかにいやな思い出、衝撃的だったことは鮮明に覚えてます。


ファンタジストタイプは、コピーライターや絵本作家、雑誌の編集者、作詞家などに多いそうです。文章よりは映像として記憶し、言語の映像化、その逆パターンも得意です。個人的に、読書の楽しみの一つは映像を思い浮かべることにありますが、まったく映像が思い浮かばないと言う友人もいるので、特性によるのでしょう。


言語抽象タイプは、内科系医師、作家、教師、金融関係などに多いです。図式化したり論理的にまとめたりするのが得意なコンサルとか当てはまりそう。

それぞれに合った勉強法や生活スタイルが取れるといいのかなと思います。(参考)

もう少しタイプの話を読みたかったのですが、この本の後半以降はさらに広い範囲の特性(ワーキングメモリー、社会性、WISCの話など)を浅く紹介する内容になっています。ですが、前半のタイプ論を読むだけでもへ〜と参考になります。

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