『ふたごのルビーとガーネット』ジャクリーン・ウィルソン/おすすめ児童文学

英語学習記録(時事、映画関連)読書

一卵性双生児で仲よしルビーとガーネットのお話『ふたごのルビーとガーネット』(ジャクリーン・ウィルソン)を紹介します。
(今回は原文で読んでいないので、読んだら読みやすさレベルなど追記します。)

あらすじ
主人公の双子の姉のルビーは活発で行動的。妹のガーネットは勉強はできるけどおとなしめでいつもルビーの後をついていく子。家族は、母親が死んで、父親とおばあさんと暮らしています。ある日、父親がローズという女性を家に連れてきたことで双子を取り巻く環境は一変ーー

感想以下、ちょっとネタバレあり
ジャクリーン・ウィルソンの小説はどれも家庭が複雑ですが、この『ふたごのルビーとガーネット』は『ダストビン・ベイビー』ほど悲惨な話ではなく、双子が起こすドタバタ劇はユーモアがあり明るい雰囲気です。

双子はいつも一緒に同じことをやろうとしますが、ガーネットはルビーの強い主張に負けて、乗り気でないことも多々。ルビーは女優になるのが夢ですがガーネットは引っこみ思案で、『クレア学院のふたご』オーディションに失敗したりと、合わせようとしてもだんだん違いが出てきます。そして寄宿校の入学試験の結果で2人の関係に大きな亀裂が入ることに。

お互いをずっと自分の「分身」として認識して、違う人間だと考えなかった双子が、徐々に相手から卒業して、自分自身の道を歩んでいく姿にぐっと来ますね。

この本は、2人が交換で日記をつけているという形式で、一風変わった書き方になっていますが、2人のモノの見方の違いや反応が生き生きと描かれていて楽しめます。

双子という強い血の繋がりの対比が、継母のローズとの関係性です。ローズは双子目線の語りだとヤバイ女に描かれていますが、だんだんとよいところが書かれるようになり血縁を超えた家族となっていきます。

原題は『Double Act』で邦題とまったく違いますが、日本で出版するにはこの邦題はわかりやすいと思いました。

ふたごのルビーとガーネット (チア・ブックス)

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