運動は脳に必要不可欠/アンデシュ・ハンセンのTEDスピーチ

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この記事は、以下の英語学習(シャドーイング)用のTEDまとめ記事の続きです。

昨年発売された書籍『スマホ脳』が話題になっている著者アンデシュ・ハンセン氏。日本での売上は40万部を突破したようです。
ハンセン氏はスウェーデン出身の精神科医です。前作『一流の頭脳』が人口1000万人のスウェーデンで60万部の大ベストセラーになりました。
2017年のTEDスピーチ(Why the Brain is Built for Movement)を視聴し、面白かったので概要を書いていきます。

以下のTEDでは、運動が脳に大事な理由を人類の歴史とともに説明しています↓
かなり発音は聞き取りやすいと思います。字幕はありがたいことに日英両方あります。

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運動が頭脳にとって1番の薬


記憶力や創造力、気分を上げるには運動が最もよいと述べます。

例えば、記憶力について。
脳には海馬(hippocampus )という記憶に関する部位があります。海馬は、何もしなくても自然と年1%縮んでいきます。
ある実験で、一方のグループには1日40分のウォーキングを課し、もう片方のグループにはストレッチを課したところ、
1年後の前者のグループの人たちの海馬は2%成長していることが発見されました。後者のグループは1%小さくなっていました。

なぜ歩くことが大事なのか?


なぜ歩くと脳によいのか?
それは人類の狩猟・農耕時代のライフスタイルが大きく関わっています。人類は、1万年前までは狩猟採集、1万年前から200年前までは農耕で生活を営んできました。その時代は一日17,000は歩いていました。
対していまは7,000歩くらい。
いまはさらにコロナの影響で在宅が多いので、7,000歩に満たない方も多いのではないでしょうか?

このように狩猟・農耕人と現代人のライフスタイルの違いは大きいにもかかわらず、この急激な変化に私たちの体がついてきてないことを指摘しています。「歩く」人間が歩かなくなってしまったので、心身の不調や生活習慣病が問題となっています。

上にあげた1万年のスパンだと長すぎてわかりづらいので、凝縮して「24時間」で考えてみます。狩猟時代は00:00から23:40まで、農耕時代は23:40-23:59:40の間、工業社会は23:59:40から、最近のデジタル社会は23:59:59からです。
現代は、まだほんの少ししか人類の歴史を占めないのに、生活が劇的に変わりすぎたのです。

走ることで気分爽快になる理由も興味深いです。
昔は走るとき=獲物を捕らえるとき、逃げるとき、でした。
つまり、走ることは「生き残ること」なのです。走ると脳は報酬を意識します。

じーっと座っていても周りの景色に変化はありません。大昔、狩猟時代は変化がないことはすなわち死を意味しました。生きるには、新しい環境を見つける必要がありました。

ずっと座っている生活は人間の体の摂理に反していることだとわかりました。コロナ禍で、どんどん歩く歩数が少なくなってきていますが、もうちょっと歩きたいと思います…!

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