映画「トータル・リコール」/夢か現実か?今でも斬新なSF大作

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SF大作アクション映画「トータル・リコール」の公開30周年記念4Kデジタルリマスター版を観てきました。
1990年の米国映画です。斬新な発想と構成で、今観てもまったく色褪せない魅力があります。

フィリップ・K・ディックが1966年に発表した小説『追憶売ります』が基になっていますが、
原作は数十ページだけ。ほとんどの展開は映画オリジナルです。

当時の最高額7000万ドルもの製作費が投入された本作は全米初登場ナンバー1を獲得。その後7週にわたり1位を守りました。

監督は「ロボコップ」「ELLE」などのポール・ヴァーホーヴェン

キャスト
ダグラス・クエイド(アーノルド・シュワルツネッガー
ローリー(シャロン・ストーン
メリーナ(レイチェル・ティコティン
コーヘイゲン(ロニー・コックス
リクター(マイケル・アイアンサイド

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あらすじ

主人公ダグラス・クエイド(アーノルド・シュワルツネッガー)は毎晩火星の夢に悩まされていました。
奥さんのローリー(シャロン・ストーン)は火星から話題を逸らそうとします。
ある日、通勤途中の広告でリコール社の旅行の記憶を植え付ける事業に興味を持ち、リコール社で火星旅行を体験しようとします。オプションで「諜報員」役を選びます。
ですが、施術前に半狂乱になります。
クエイドは火星に行ったことがあると推測したリコール社は、リコール社での記憶を消し、自宅に送り返します。
その後、なぜか色んな人に襲われまくるクエイド。バタバタと追っ手らを殺害。帰宅後、奥さんにも襲われます。
地球のしがない労働者と思われたクエイドは実は……

エスカレーターで何も関係ない人を盾にして銃弾を受けるのを観て、ああこれはこういう映画なんだ……と察しました。
遠慮なしの暴力・血の描写は、下品というよりは映画の展開のアクセントになっています。
観客が飽きそうなところでドッカンやるので、普通120分の映画のなかでちょっとダレる瞬間が来るのですが、まったく暇しませんでした!

さらなるネタバレあり

お話の中の火星は酸素が少なく、コーヘイゲン率いる採掘会社によって地区ごとに酸素量がコントロールされています。

しかし、実は火星にはエイリアンが作ったリアクターがあり、それを使って酸素を作り出せますが、
火星支配には邪魔なのでリアクターの存在を隠していたのでした。

クエイドは、自分は火星レジスタンスの味方なんだと信じ込み、クアトーやメリーナという理想の女性とコーヘイゲンに立ち向かおうとします。

でも実際はそれ自体が罠でした。(この認識は合ってる?)
コーヘイゲンの親友ハウザー(現クエイド)は、レジスタンスの首領クアトーの正体を突き止めるために、自分の記憶を無くしてダグラス・クエイドになっていたのです。

クエイドたちは袋の鼠になって、クアトーは惨殺されるのでした。

クエイドはハウザーだった記憶がなく、レジスタンスに共感していたので、ハウザーとしての自分を捨てコーヘイゲンたちに勝負を挑みます。

とまあ、色々あって最後は無事リアクターを押す!

リアクターを押して火星に酸素が供給され、青空が広がります。
そしてメリーナとクエイドのキスで映画が終わりますが、白いモヤに包まれます。
これは夢?と視聴者を疑問を抱かせて終わるのです。

ずっとこれは夢なのか現実なのか境界があやふやで混乱しました。
特に途中で、医者を名乗る男とローリーがホテルに現れて「夢から覚めるためにこの薬を飲め」と言ってきたシーンは?!?!です。

それと有名なシーンはこちらのようです↓ 気味悪い100%!
シュワちゃんvs執念深いリクターが見ものです。

ところでシュワルツネッガー氏の演技がなんか違和感ありましたが、それもまたこの近未来の、夢だか現実だかわからない虚構に似合います。
(演技自体はあまり評価されてるとは言い難い彼ですが、特にこの頃はそうなのかもしれません。)
でもやっぱりオーラと迫力、筋肉がすごい。画面が映えます。

悪役2人もいぶし銀の渋さでよかったです。コーヘイゲン役のロニー・コックスとリクター役のマイケル・アイアンサンド。最近はお年であまり観ないです。
同じヴァーホーヴェン監督の「ロボコップ」でもロニー・コックスが悪役を演じていました。「ロボコップ」は「トータル・リコール」よりだいぶグロ度上です。
ちなみにロボコップを観たシュワルツネッガーが監督に一緒に仕事をしたいと連絡してきたそうです。

めちゃくちゃ痺れる映画でした!

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